政府は2026年4月28日、令和8年春の褒章受章者を発表しました。
受章者は603人(うち女性137人)と28団体で、4月29日(昭和の日)に正式発令されます。
学術・芸術・スポーツなどの功労者に贈られる紫綬褒章(しじゅほうしょう)には、ミラノ・コルティナ冬季五輪フィギュアスケートペアで日本勢初の金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来(みうら・りく/Riku Miura)選手と木原龍一(きはら・りゅういち/Ryuichi Kihara)選手、作家の宮部みゆき(みやべ・みゆき/Miyuki Miyabe)さん、俳優・演出家の吉田鋼太郎(よしだ・こうたろう/Kotaro Yoshida)さんなど計26人(女性7人)が選ばれました。
X(旧Twitter)の日本トレンドランキングでも「紫綬褒章」「りくりゅう」「米津さん」などの関連ワードが急上昇トレンド入りし、各界からの祝福コメントが相次いでいます。
まずは2026年(令和8年)春の褒章の全体像を、基本データで整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年4月28日(月) |
| 発令日 | 2026年4月29日(火・昭和の日) |
| 受章者総数 | 603人(うち女性137人)/28団体 |
| 紫綬褒章 | 26人(うち女性7人) |
| 対象分野 | 学術・芸術・スポーツなどの功労者 |
| 所管 | 内閣府(賞勲局) |
春の褒章は毎年4月29日(昭和の日)に発令される慣例で、2026年も前日の28日に内閣府から名簿が公表されました。
紫綬褒章(しじゅほうしょう/The Medal with Purple Ribbon)は、日本の褒章のうち、学術・芸術・スポーツなどの分野で著しい業績をあげた人物に対し、天皇から授与される栄誉です。
1955年(昭和30年)に新設され、毎年春(4月29日)と秋(11月3日)の年2回発令されます。
過去の受章者には、漫画家の手塚治虫(てづか・おさむ)、指揮者の小澤征爾(おざわ・せいじ)、歌手の美空ひばり(みそら・ひばり)、俳優の高倉健(たかくら・けん)、棋士の羽生善治(はぶ・よしはる)など、各分野を代表する顔ぶれが並びます。
選定は所管省庁の推薦を経て内閣府の賞勲局が一括して取りまとめ、最終的に内閣総理大臣が決定します。
2026年春の紫綬褒章で最も大きな話題となっているのが、フィギュアスケートペアで活躍した「りくりゅう」こと三浦璃来選手(24)と木原龍一選手(33)のW受章です。
2人は2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート・ペア競技で、日本勢として史上初となる金メダルを獲得し、フィギュア大国・日本の悲願を達成しました。
2022年北京五輪での7位入賞、2023年世界選手権の金メダルを経て、ついに2026年ミラノ大会で五輪の頂点に到達した形です。
同シーズンをもって現役引退を表明していた2人にとって、紫綬褒章はキャリアの最後を飾る大きな勲章となりました。
「りくりゅう」というユニットネームは、璃来(リク)と龍一(リュウ)の頭文字を組み合わせた愛称で、ファンの間ではすっかり定着しています。
フィギュアスケート界の人間ドラマについては、過去記事「浅田真央と村上佳菜子が”不仲”に?原因と真相を徹底解析【フィギュア界の波紋】」もあわせてご覧ください。
「りくりゅう」のほかにも、各界を代表する顔ぶれが2026年春の紫綬褒章を受章しました。
| 受章者 | 分野 | 主な業績 |
|---|---|---|
| 三浦璃来 | スポーツ | フィギュアスケートペア/ミラノ五輪金メダリスト |
| 木原龍一 | スポーツ | フィギュアスケートペア/ミラノ五輪金メダリスト |
| 宮部みゆき | 文学 | 『模倣犯』『火車』など現代ミステリーの第一人者 |
| 吉田鋼太郎 | 演劇/俳優 | シェイクスピア演出と幅広い俳優業 |
| 片山杜秀 | 音楽評論/思想史 | 音楽評論家・政治思想史研究者 |
| 中村梅彌 | 日本舞踊 | 古典舞踊の継承と次世代育成 |
宮部みゆき(みやべ・みゆき/Miyuki Miyabe)さんは1960年東京都生まれの小説家。
代表作の『模倣犯』『火車』『理由』『ソロモンの偽証』などで現代日本ミステリーを牽引する作家として揺るぎない地位を築きました。
直木賞・吉川英治文学賞・日本SF大賞・本屋大賞など、数々の文学賞を受賞しています。
吉田鋼太郎(よしだ・こうたろう/Kotaro Yoshida)さんは、シェイクスピア劇の演出家として「彩の国シェイクスピア・シリーズ」を蜷川幸雄から引き継ぎ、芸術監督として全37作品の完結を目指しています。
俳優としてはNHK大河ドラマや民放ドラマ、映画にも幅広く出演し、重厚な存在感とハイトーンな声質で知られる名優です。
片山杜秀(かたやま・もりひで/Morihide Katayama)さんは、クラシック音楽評論を軸にしながら近代日本政治思想史の研究でも高く評価されてきました。
サントリー学芸賞や吉田秀和賞など、評論・学術両面で受賞歴を重ねています。
中村梅彌(なかむら・うめや/Umeya Nakamura)さんは、長年にわたる古典舞踊の継承と若手育成への貢献が高く評価されました。
紫綬褒章は1955年に新設されて以来、各分野のトップランナーへ贈られてきました。
スポーツ分野では、サッカーの三浦知良、野球のイチロー、ボクシングの井上尚弥、フィギュアスケートの羽生結弦、競泳の北島康介などが受章しています。
文学では司馬遼太郎、村上龍、漫画では手塚治虫、水木しげる、音楽では美空ひばり、坂本龍一、サザンオールスターズの桑田佳祐などが受章してきました。
ペアスケートとして同時に2人が受章するのは、日本フィギュアスケート史上きわめて画期的な出来事といえます。
2026年4月28日朝の発表を受け、X(旧Twitter)の日本トレンドランキングでは「紫綬褒章」「りくりゅう」「宮部みゆき」「四つ葉の日」「ドイツワインの日」など、関連ワードが続々と急上昇しました。
ファンからは「ミラノの金メダルに続いて紫綬褒章までおめでとう」「ペアスケート受章は日本初では」「現役引退の節目に最高の勲章」など、祝福のコメントが相次いでいます。
同日朝にはマンチェスター・ユナイテッドのプレミアリーグ勝利もスポーツ界の話題となっており、4月最終週は日本人選手の活躍も含めスポーツ関連のグッドニュースが続いた一日です。
A. 学術・芸術・スポーツなど、各分野で著しい業績をあげた人物に天皇から授与される褒章です。1955年に新設され、毎年春(4月29日)と秋(11月3日)に発令されます。
A. 全体で603人(うち女性137人)と28団体です。紫綬褒章はそのうち26人(うち女性7人)が受章しています。
A. 三浦璃来選手と木原龍一選手によるフィギュアスケートペアの愛称です。「璃来」と「龍一」の頭文字を取って「りくりゅう」と呼ばれています。
A. 2026年4月29日(昭和の日)に正式発令されます。発表は前日の4月28日でした。
A. 『模倣犯』『火車』『理由』『ソロモンの偽証』など、数々のミステリー小説で知られる現代日本を代表する作家です。
2026年4月28日に発表された春の褒章は、603人と28団体に贈られる華やかな顔ぶれとなりました。
とくに紫綬褒章では、ミラノ・コルティナ五輪で日本勢初のフィギュアペア金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来・木原龍一の二人受章、作家・宮部みゆきさん、俳優・演出家の吉田鋼太郎さんなど、各界を代表する顔が揃いました。
4月29日の正式発令以降は、皇居での親授・伝達式やコメント発表などにも注目が集まりそうです。
正式な受章者名簿は内閣府(賞勲局)の公式サイトから確認できます。あらためて、受章された皆さまへ心よりお祝いを申し上げます。