2026年5月17日(日)、東京のMUFGスタジアム(国立競技場)で「セイコーゴールデングランプリ陸上2026東京」が開催されました。注目の的は2つ——昨年9月の世界陸上東京大会以来、実に8ヶ月ぶりに実戦復帰する北口榛花と、米国の100m世界チャンピオン・ノア・ライルズの来日参戦です。
セイコーゴールデングランプリは、日本で毎年開催される国際陸上競技大会で、ワールドアスレティックスが主催するコンチネンタルツアー「ゴールド」カテゴリーの大会です。国内のファンが世界トップ選手たちのパフォーマンスを間近で見られる貴重な機会として、陸上ファンに長く愛されてきた大会です。2026年の東京大会は、前年に行われた「世界陸上東京」の余韻が残る中での開催となり、会場となったMUFGスタジアムへの注目度も例年以上に高まっていました。
最大の注目ポイントは、女子やり投げの北口榛花の復帰戦です。2025年9月に東京で行われた世界陸上競技選手権では惜しくも予選落ちとなった北口。その後の約8ヶ月間、北口は表舞台から遠ざかり、コンディション調整や技術的な修正に取り組んできたとみられています。日本陸上競技連盟(JAAF)の公式サイトも「東京世界選手権から8ヶ月ぶりの2026年第一戦に注目」とその復帰を大々的にプロモーションしており、多くの陸上ファンがこの試合を心待ちにしていました。
もう一つの超・注目イベントが、アメリカのスプリンター、ノア・ライルズの参戦です。2025年世界陸上東京大会では男子100mで金メダルを獲得し、現在世界最速の男として知られるノア・ライルズ。そんな世界チャンピオンが日本の大会に参戦することは、陸上ファンにとって最高のギフトといえます。ノア・ライルズはそのパフォーマンスだけでなく、試合後のパフォーマンスやSNSでの発信でも知られる「エンターテイナー型アスリート」です。
ゴールデングランプリは、世界大会に向けた日本代表選手たちの重要な試金石でもあります。2027年に予定されている世界陸上や、2028年ロサンゼルス五輪に向けて、各選手がここで現時点でのコンディションを確認し、課題を見つける重要な機会となっています。走り幅跳びの橋岡優輝など複数の国内トップ選手たちも出場が伝えられており、各種目で注目の競技が展開されました。