2026年5月27日、ブシロードが新日本プロレスリングの保有株式をテレビ朝日とサイバーエージェントに譲渡すると発表した。2012年のブシロード買収以来14年ぶりの体制変更となる。総譲渡価格は約35億9700万円で、譲渡予定日は2026年6月30日。テレビ朝日が株式比率約66%(約12億1600万円)、サイバーエージェントが約34%(約23億8000万円)を取得し、テレビ朝日の連結子会社となる予定だ。
最も期待されているのが「ゴールデンタイムへの復帰」だ。テレビ朝日には「ワールドプロレスリング」の制作・放送ノウハウが蓄積されており、プロレスのメジャー化に向けた環境は整っている。プロレスファンの間では「またゴールデンでプロレスが見られるかも」という期待の声が高まっている。
サイバーエージェントは「ABEMA」を運営するメディア・IT企業。ABEMAでは格闘技コンテンツを積極配信しており、新日本プロレスとの親和性も高い。「テレビ×デジタル」の最強タッグで、これまでリーチしきれていなかった若年層への認知拡大が期待できる。
テレビ朝日・サイバーエージェント体制への移行は新日本プロレスにとって大きな転換点となる。地上波露出増加とデジタル配信強化の両面から、より多くの人にプロレスの魅力を届けられる環境が整いつつある。2026年6月30日の正式譲渡以降の動向に注目したい。