史上最大規模となったFIFAワールドカップ2026。今大会は参加国が従来の32から48に拡大され、グループリーグも12グループ体制となった。日本代表が属するグループFは、ヨーロッパの強豪オランダ、アフリカのチュニジア、そして欧州プレーオフBの勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアのいずれか)という顔ぶれだ。
日本代表の現在の強みは何といっても欧州組の充実ぶりだ。ブンデスリーガ、プレミアリーグ、セリエA、リーガ・エスパニョーラなど欧州トップリーグで活躍する選手たちが揃っており、個人戦術の成熟度は過去最高水準にある。「8大会連続出場」「優勝を目標」という言葉が示すように、今大会の日本代表は結果にこだわる姿勢を明確にしている。
オランダ代表は「トータルフットボール」の伝統を持ち、常に組織的かつクリエイティブなサッカーを展開する。現在のオランダ代表には、プレミアリーグの各クラブで活躍するワールドクラスの選手が揃っており、日本の前線がいかに守備ブロックを崩せるかが鍵となる。
日本は初戦でオランダと引き分けたとされており、強豪相手に「負けなかった」という結果は高く評価されるべきだ。
チュニジアはアフリカサッカー連盟(CAF)でも歴史ある中堅強国だ。フィジカルの強さと組織的な守備ブロックが特徴であり、初戦でスウェーデンに大差で敗れたとされており、グループ突破に向けて日本戦では必死の覚悟で臨んでくるはずだ。「追い詰められたチームほど怖い」という格言の通り、油断は禁物だ。
W杯2026では参加48か国が12グループに分かれ、各グループ上位2チームが自動的に決勝トーナメントへ進出。さらに12グループの3位チームのうち上位8チームも進出できる仕組みとなっている。
日本が確実に突破するためのシナリオとして、チュニジア・欧州PO戦に連勝すれば勝ち点7で1位通過が理想。1勝1分けでも勝ち点5以上で2位以内を確保できる可能性が高い。
前線のスピードと突破力、中盤の司令塔によるゲームメイク、そしてGKの安定感が決勝トーナメント進出を左右する。日本代表の組織的なプレッシングと、欧州クラブで培った個人戦術の高さが最大の武器だ。
日本代表がW杯2026で躍進するためには、グループFでの2位以内確保が第一歩だ。過去のW杯では常に「番狂わせ」を起こしてきた日本代表。2010年南アフリカ、2018年ロシア、2022年カタールでの死闘を経験してきた選手・スタッフが、今まで以上の自信と準備をもってこの大舞台に立っている。今夏、日本代表がグループFを突破し、決勝トーナメントで世界に挑む姿をぜひ目撃してほしい。