メカニカルキーボード好きに衝撃が走っています。
国内で「FILCO(フィルコ)」「Majestouch(マジェスタッチ)」ブランドを展開してきたダイヤテック株式会社(Diatec Corporation)が、2026年4月22日付で事業を終了し閉業したと公式サイトで発表しました。
1982年創業、44年にわたりメカニカルキーボード文化を支えてきた老舗PC周辺機器メーカーの突然の幕引きに、Xでは「FILCO」「Majestouch」「ダイヤテック」が軒並みトレンド入り。既存ユーザーの保証・修理対応の行方にも注目が集まっています。
2026年4月24日(金)、PC Watch・ITmedia・マイナビニュース・GIGAZINE・AKIBA PC Hotline!など主要ITメディアが一斉にダイヤテック閉業を報じました。
公式発表によれば、事業終了日は2026年4月22日(火)で、閉業の具体的な理由は現時点で公表されていません。通販業務やユーザーサポート業務で保有していた個人情報は、同日までに個人情報保護法および社内規程に基づき破棄・消去済みと案内されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | ダイヤテック株式会社(Diatec Corporation) |
| 所在地 | 東京都千代田区 |
| 設立 | 1982年(昭和57年) |
| 事業終了日 | 2026年4月22日(火) |
| 主要ブランド | FILCO/Majestouch/Excellio/Barocco 等 |
| 主な製品 | メカニカルキーボード、テンキー、PC周辺機器 |
| 第一報メディア | PC Watch(インプレス)ほか(2026年4月24日) |
ダイヤテック株式会社(Diatec Corporation)は、1982年に設立された日本のPC周辺機器メーカーです。
自社ブランド「FILCO(フィルコ)」の名を広く知らしめたのが、2004年に発売された初代『Majestouch(マジェスタッチ)』でした。メンブレン式キーボードが主流だった当時、ドイツCHERRY社のCHERRY MX軸(茶軸・青軸・赤軸・黒軸)を搭載した本格派メカニカルキーボードとして登場し、プロユーザーの絶大な支持を獲得。
以降、『Majestouch 2』『Majestouch Convertible(有線+Bluetooth)』『Majestouch Stingray(薄型)』『Majestouch Xacro(マクロ対応)』、さらに左右分離型の『Barocco(バロッコ)』、サブブランド『Excellio(エクセリオ)』など、多彩なラインナップを展開してきました。
30周年を記念して発売されたステンレス製・重量4.4kgの『Majestouch ST』は、メカニカルキーボード界隈で語り草となった名機で、ダイヤテックが単なるOEMメーカーではなく、日本発のキーボード文化の担い手であったことを象徴しています。
直近まで『Majestouch 3』シリーズをはじめ、USB2.0/フルNキーロールオーバー対応の現行モデルを積極的に展開しており、閉業の情報が出るまで「これからも長く続く国産ブランド」と信じていたユーザーも少なくありません。
Majestouchシリーズの魅力は、CHERRY MXスイッチを軸に、キー配列・サイズ・接続方式を細かく選べる豊富なバリエーションにあります。
| モデル名 | 特徴 |
|---|---|
| Majestouch 3 | 現行フラッグシップ。CHERRY MX軸、USB2.0/フルNキーロールオーバー対応の最新世代 |
| Majestouch Convertible 3 | 有線USB+Bluetooth無線の両対応モデル |
| Majestouch Stingray | CHERRY MX Low Profile搭載の薄型メカニカル |
| Majestouch Xacro | 独立マクロキー搭載、ゲーミング・業務用途向け |
| Barocco(バロッコ) | 左右分離型、人間工学設計で海外ファンも多い |
| Excellio | コスト重視のサブブランド |
「とりあえずメカニカルキーボードに入門するならFILCO」「長く使える定番ならMajestouch」と言われ続けてきた国産定番モデルの数々。プログラマー・ライター・ゲーマーのデスクで愛用されてきたモデルが多く、キーボード沼の入り口を担ってきたブランドでした。
マイナビニュース・ITmedia PC USERなどの報道によれば、ダイヤテックは既存製品の保証やサポートを他社に移管するアナウンスを行っていません。
このため、購入時に付与されていたメーカー保証は、事業終了日をもって実質的に履行が難しくなったとみられます。公式修理サービス、部品供給、通販サイトでのサポートも同時にストップしており、ユーザーからは「先月Majestouch 3を買ったばかりなのに」「10年選手のMajestouchの軸交換はどうすれば」と戸惑いの声が上がっています。
一方で、CHERRY MX軸は世界共通規格のため、一般的なキーキャップ・スイッチは社外品で交換可能です。ファーム書き換えを必要としないシンプルな機構のモデルは、自力メンテナンスや街のPC修理ショップ、個人キーボード修理業者での対応が期待できます。
なお、家電量販店・PCショップ(ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ツクモ、ドスパラ、アマゾンなど)の販売店保証については、各販売店の規定に従うことになります。購入から間もない場合は、まずは購入店舗のサポート窓口に相談するのが現実的です。
PC周りの環境が大きく変わる話題といえば、昨秋のWindows10サポート終了後のセキュリティ対策とウイルス感染時の対処法も合わせて確認しておきたいところです。
報道後、XではFILCO・Majestouch・ダイヤテックが長時間にわたりトレンド入り。2026年4月25日(土)時点でも、関連ワードが上位に残り続けています。
ユーザーからは「初めてのメカニカルがMajestouch 2だった」「執筆の相棒Convertibleが壊れたら泣く」「Baroccoの分離キーボードで肩こりが消えた恩義がある」など、長年の愛用エピソードが相次いで投稿されています。
プロゲーマーやクリエイター、VTuberからも「Majestouchでずっと配信してきた」という声が多く、同ブランドが日本のPC文化を支えてきた存在だったことが改めて浮き彫りになりました。
PCゲーミング周辺の話題としては、この春大型アップデートが発表されたFF14新拡張『白銀の探究者(ワンダラー)』の情報も、多くのMajestouchユーザーが追いかけてきたトピックです。
ダイヤテックの撤退により、国内CHERRY MX搭載メカニカルキーボードの選択肢は、ARCHISS(アーキス)、東プレ(REALFORCE、静電容量方式)、レノボ、ロジクール、Razer、Keychron、HHKB(PFU)といった国内外メーカーが中心となります。
近年は海外の「自作キーボード(カスタムキーボード)」市場が急成長しており、QMK/VIA対応のキットを組むユーザーも増加中。FILCOが担ってきた「品質に妥協しない完成品メカニカル」のポジションを、どのメーカーが受け継ぐかが今後の焦点となります。
A. 2026年4月22日(火)付で事業を終了しました。4月24日(金)に公式サイトおよび主要ITメディアで発表されました。
A. サポートや保証を他社に移管するアナウンスは出ておらず、メーカーによる保証・修理は実質停止とみられます。購入したばかりの製品については、まず購入店舗(ヨドバシ、ビック、ツクモ、Amazonなど)のサポート窓口に相談することが推奨されます。
A. 2026年4月25日時点で、具体的な閉業理由は公式には明らかにされていません。公式サイトでは事業終了の事実のみが案内されています。
A. CHERRY MX軸は世界共通規格のため、社外品のキーキャップやスイッチで交換可能な場合が多いです。ただし基板のはんだ付けなど技術的ハードルがあるため、不安な場合は個人キーボード修理業者に依頼するのが安全です。
A. 国産ではARCHISS(アーキス)・東プレ(REALFORCE)・PFU(HHKB)、海外ではKeychron・Logicool・Razerなどが代表格です。用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
1982年創業、44年にわたり日本のメカニカルキーボード文化を支え続けてきたダイヤテック株式会社が、2026年4月22日付で事業を終了しました。
「FILCO」「Majestouch」「Barocco」といった数々の名機を生み出し、プログラマー・ライター・ゲーマー・VTuberと、幅広いユーザーの手元で愛用されてきた老舗ブランドの突然の終幕は、国内PC周辺機器市場にとって大きな節目となります。
既存ユーザーは、まず購入店舗のサポートと販売店保証の有無を確認したうえで、長期利用を前提に社外品での延命も視野に入れておきたいところです。今後の公式続報や、他社への事業譲渡アナウンスの有無については、ダイヤテック公式サイトおよびPC Watch・ITmedia PC USER・マイナビニュース等の主要ITメディアを継続的にチェックしておきましょう。
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