菊池雄星(きくち・ゆうせい/Yusei Kikuchi)投手が、現地時間2026年4月29日(日本時間4月30日)に行われたシカゴ・ホワイトソックス戦で、左肩の張りを訴えてわずか2回で緊急降板した。
同試合は、ホワイトソックスに所属する村上宗隆(むらかみ・むねたか/Munetaka Murakami)選手との日米通じた初対決として、日本球界からも大きな注目を集めていた一戦だった。
菊池は2回を無失点・被安打2・四球1・1奪三振で抑えていたが、3回のマウンドに上がる前のウォームアップ投球を終えた直後にベンチへ下がり、左腕リリーフのミッチ・ファリス(Mitch Farris)投手にバトンを渡した。
X(旧Twitter)では「菊池雄星」「緊急降板」「日本人対決」がリアルタイムでトレンド入りし、怪我の重症度を案じるファンの声が相次いでいる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試合日 | 現地時間2026年4月29日/日本時間4月30日午前2時10分試合開始 |
| 会場 | レート・フィールド(シカゴ/敵地) |
| カード | ロサンゼルス・エンゼルス × シカゴ・ホワイトソックス |
| 先発投手 | 菊池雄星(左腕) |
| 降板理由 | 左肩の張り(left shoulder tightness) |
| 投球内容 | 2イニング・被安打2・四球1・奪三振1・無失点 |
| 後続投手 | ミッチ・ファリス(3回〜) |
| 注目対決 | 菊池 vs 村上宗隆(日米通じて初対戦) |
菊池は中4日のローテーションで先発マウンドに登り、立ち上がりは制球も球威も安定していた。
初回はテンポよく無失点で抑え、2回も被安打1にとどめて好スタートを切ったかに見えた。
異変が起きたのは3回表のマウンドへ上がる前、ブルペンから戻ってのウォームアップ投球直後だ。
菊池はトレーナーに左肩の違和感を身振りで伝え、そのままダグアウトへ下がった。
球団は試合中盤に「left shoulder tightness(左肩の張り)」と発表しており、精密検査の結果次第ではIL(故障者リスト)入りも視野に入る情勢だ。
後を継いだのは、試合直前にトリプルAソルトレイクから昇格したばかりの左腕ミッチ・ファリス。
同投手は同日、ジョーイ・ルケッシ(Joey Lucchesi)がDFA(戦力外)処分となったことを受けて、急遽メジャーロースター入りを果たしたばかりだった。
菊池雄星(きくち・ゆうせい/Yusei Kikuchi)は、1991年6月17日生まれの34歳。
岩手県盛岡市出身、花巻東高校から2009年ドラフト1位で埼玉西武ライオンズへ入団した左腕投手だ。
2018年オフにポスティングシステムでシアトル・マリナーズへ移籍、その後トロント・ブルージェイズ、ヒューストン・アストロズを経て、2026年シーズンからロサンゼルス・エンゼルスでプレーしている。
アストロズ時代にはキャリアハイの安定感を発揮しており、エンゼルスはローテーションの軸として大型契約を結んだ経緯がある。
2026年シーズンは、本登板までに6試合に先発し、0勝3敗・防御率6.21・WHIP1.59と苦しい立ち上がりが続いていた。
今回の登板は、6度目の先発で今季初勝利を狙う中4日の一戦であり、しかもチームメイト大谷翔平が打席に立たない貴重な日本人対決の舞台でもあった。大谷翔平 今季6号ホームラン速報と合わせて、日本人MLB勢の動向にこれまで以上に注目が集まっている。
対する村上宗隆(むらかみ・むねたか/Munetaka Murakami)は、2000年2月2日生まれの26歳。
東京ヤクルトスワローズで2022年に三冠王&プロ野球新記録の56本塁打を放った“村神様”が、ポスティングシステムでシカゴ・ホワイトソックス入りを果たし、メジャーリーグ1年目を迎えている。
ここまで5試合連続本塁打を含むシーズン12号を放ち、現時点でメジャー本塁打単独トップに立つ快進撃。
4月28日(現地)の対エンゼルス戦では、雨天順延で深夜にもつれ込んだ試合の7回に逆転3ランを叩き込み、ホワイトソックスの8-7勝利を呼び込んでいる。
シカゴの地元放送局は「あり得ない打者」「目を覚ませ!」と連夜の活躍に絶叫、米主要メディアも「Murakami(ムラカミ)」の名を連日大きく取り上げる状況が続いている。
エンゼルスはここまで投手陣の不振が続いており、ジョーイ・ルケッシのDFA処分、ミッチ・ファリスの緊急昇格と、ローテーション再編に追われていた矢先の出来事だった。
菊池の精密検査結果次第ではIL入りも避けられず、ローテの軸を欠く形になれば、ア・リーグ西地区で苦戦を強いられているチームにとって大きな痛手となる。
一方の菊池本人にとっては、今季初勝利の前にまず故障の精査が最優先となる。
過去にも左腕の疲労を訴えて短期離脱した経歴があるベテラン左腕だけに、再起へ向けた慎重な対応が必要となりそうだ。
球速・球質ともに大きな衰えはなかった本登板で離脱を強いられたことは、菊池本人にとってもチームにとっても痛恨の展開となった。
キャッチャーとの呼吸も合っており、序盤の制球は安定していただけに、復帰後はあらためてシーズン初勝利と先発ローテ定着が目標となる。
A. 球団発表によると左肩の張り(left shoulder tightness)のためです。3回のマウンドに上がる前のウォームアップ投球を終えた直後に違和感を訴え、自らベンチへ下がりました。
A. 2回までに村上宗隆との対戦が実現しました。日米通じて初の直接対決となり、両者にとって歴史的な一打席となっています。
A. 4月30日時点では精密検査結果待ちで、IL入りは正式発表されていません。エンゼルスは試合後に「精密検査の結果次第」とコメントしており、5月以降のローテーション編成に影響する可能性があります。
A. ミッチ・ファリスはトリプルAソルトレイク所属の左腕投手で、試合直前にメジャー昇格したばかりでした。同日DFAとなったジョーイ・ルケッシの枠を埋める形での緊急コールアップでした。
A. 本登板までに6先発・0勝3敗・防御率6.21・WHIP1.59と、自身のキャリアでも厳しいスタートが続いていました。本登板を含む7戦目で初勝利を狙っていた一戦でした。
菊池雄星の左肩の張りによる緊急降板は、日米初対決vs村上宗隆の歴史的な一戦に水を差す形となった。
2回までは被安打2の好投を見せていただけに、今季初勝利を逃した悔しさよりも、まずは故障の重症度がファンにとっても球団にとっても気がかりだ。
日本人MLB勢では、大谷翔平の連続活躍、村上宗隆のHR王争いに続き、菊池が再びローテーションを支える姿に戻れるかが当面の焦点となる。
続報は大谷翔平の最新登板まとめと合わせ、エンゼルス公式サイト(mlb.com/angels)や各種スポーツメディアの公式発表をご確認いただきたい。
2026年4月29日(水・昭和…