『ダンダダン』が著作権侵害の可能性があると話題になっています。
誰のどのような部分が著作権侵害になっているのか、誰の著作権を侵害していると言われているのかを詳しく調べてみました。
最後までごゆっくりご覧ください。
1. イントロ:『ダンダダン』第18話で注目の“お囃子”シーンとは?

2025年8月7日深夜放送のアニメ『ダンダダン』(第2期第18話)で、ライブ風にお祓いをするバンド「HAYASii(囃子)(はやし)」が披露した劇中楽曲『Hunting Soul』。
キャラクターが「おはらいだぁああああ」とシャウトし始める異色の演出が話題に。
特に、X JAPANの代表曲『紅(くれない)』に雰囲気や展開が似ているとして、ファンや音楽関係者の注目を集めています。
2. 著作権侵害とは?基本をやさしく解説

著作権侵害とは、他人の創作物(音楽・文章・映像など)を、許可なく利用すること。
音楽では、メロディ、歌詞、アレンジやフレーズなどが、元の作品と「本質的に類似」すると判断されれば侵害の疑いがあります。
特に商業作品での使用や公開範囲が広い場合は注意が必要です。
3. どこが似てる?YOSHIKIさんが指摘したポイントとは
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YOSHIKIさんはX(旧・Twitter)でまずこう投稿しました
「何これ、X JAPANに聞こえない?」と率直に反応。
中でも注目された点は、演奏冒頭の“おはらいだぁああああ”というシャウトや、ツインギター・ツーバスのスピード展開といった楽曲構成やバンドのヴィジュアルが、『紅』を彷彿とさせるという印象です。キャラクター名(ヨシキチなど)や衣装もX JAPANを想起させる要素として語られています。
4. YOSHIKIさんはどう感じた?Twitter(X)での反応全文
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YOSHIKIさんは続けて次のように投稿しています
- 「えー? この件何も知らないんだけど、こういうのってあり? ファンのみんな、何が起こっているのか教えて」
- 「この制作チーム、事前に一言ぐらい言ってくれれば良いのに…」「最初これを知った時は、なんだか面白くて笑っていたら、弁護士達からも連絡がきた。著作権侵害の可能性があるとのことで、どうなるのだろね」
- 「ちなみに、X JAPANの『紅』の著作権はソニー・ミュージックパブリッシングが管理しています。作曲したのは自分ですが、私自身も、この曲を使用する際には自分でさえも許可を得ることがよくあります。」
これらの投稿から、YOSHIKIさん自身は当初コメディ的と捉えていたものの、著作権問題が関係者を通じて正式に浮上したことで、状況に深刻さを感じ始めたようです。
5. なぜ問題になる?音楽著作権の仕組みと確認の重要性
音楽著作物には作詞作曲者や出版社などが権利を持ち、使用には**許諾(ライセンス)**が必要です。
YOSHIKIさんが自ら「許可なく使うことは無い」と述べるように、作曲者自身でも使用には正式な手続きを踏むのが通例です。
今回、制作陣が事前に権利関係の確認をしていないことが問題視されています。
仮に意図的なオマージュであっても、法的には“類似性がある限り、侵害のリスクがある”という点から、関係者への事前確認が非常に重要になります。
6. 今後どうなる?業界の対応とファンの声から見えること
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現時点で正式な見解や対応は未発表ですが、今後は以下の可能性があります。
- 制作側から謝罪・説明・許諾申請の発表
- ソニー・ミュージックパブリッシングとの協議(許諾もしくは和解)
- 改訂版・BD・配信時の楽曲差し替えの検討
ネット上では「これはセーフ」「ただのパロディ」「演出として意図的なオマージュ」など、さまざまな意見が交わされています。
上記記事では「リフはサイレントジェラシー、Aメロは紅」といった具体的な指摘も見られます。
7. まとめとブログを読むあなたへのメッセージ
- 『ダンダダン』第18話のHAYASiiシーンが、X JAPANの『紅』に酷似しているとして、YOSHIKIさんが著作権侵害の可能性を公式に指摘。
- 類似点は「シャウト」「バンド構成」「楽曲展開」「衣装・バンド名」など。
- 著作権法では、似ていればオマージュであっても使用には許諾が必要。
- YOSHIKIさん自身、過去にも作品使用に許可を取ってきたと明かしており、制作側には関係者への事前確認の重要性を強く指摘しています。
この件は、アニメと音楽の交差点で起きた「ファンと制作者のセンスが交わる瞬間」とも言えます。
今後の動向は、アニメファンだけでなく音楽著作権に関心のある方にも要注目です。
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