松本潤(まつもと じゅん)さんが主演するドラマ『19番目のカルテ』が話題になっています。
その中で注目されているのが「19番目の医師」という存在。
え?19番目ってなに?
何が特別なの?
という声も聞こえてきました。
この記事では、小学生でもわかるように「19番目の医師」の意味や、他のお医者さんとの違いをやさしく説明します。
最後までごゆっくりご覧ください。

「19番目のカルテ」ってどんなドラマ?

『19番目のカルテ』は、医師の卵(研修医)たちが登場する医療ドラマです。
主人公・津山先生を松本潤さんが演じています。
彼はちょっと変わり者だけど、患者さんのことをとても大切にするお医者さん。
舞台は「総合診療科(そうごうしんりょうか)」という診療科。
ここで津山先生が様々な病気の謎を解いていく物語です。
「19番目の医師」とは?

「19番目の医師」は、正式には「総合診療医(そうごうしんりょうい)」と呼ばれます。
日本にはいろいろな専門のお医者さんがいます。
たとえば
- 心臓を診る:循環器内科医
- おなかを診る:消化器内科医
- 皮ふを診る:皮膚科医
そんな中、「全部の症状をまとめて診てくれる」のが総合診療医です。
専門の枠にとらわれず、患者さんの体全体や心の様子まで広く見てくれます。
日本の医療では専門科が18種類に分かれていますが、そのどれにも当てはまらない「19番目の存在」として総合診療医が注目されているんです。
他のお医者さんとどう違うの?

ここでは、「19番目の医師」と「専門医」の違いを、具体的に比べてみましょう。
項目 | 専門医 | 総合診療医(19番目の医師) |
---|---|---|
診るところ | 決まった臓器や病気 | 全身・心の状態も |
診察の流れ | 検査と治療が中心 | 生活習慣・背景も聞く |
紹介の仕方 | 他の専門医に回すことが多い | 必要なら連携して調整 |
特徴 | ピンポイントで深く診る | 幅広く、つながりを大事に診る |
つまり、「体のどこが悪いのかわからない」ときに、一番最初に相談できるお医者さんなんですね。
なぜ今「総合診療医(19番目の医師)」が大事なの?

今の時代、いろんな病気が複雑にからみ合っています。
たとえば「せき」「頭が痛い」「疲れやすい」など、はっきりした原因がわからないとき、どこの科に行けばいいか悩んでしまうこともあります。
そんなときに頼れるのが、「どんな症状でもまず話を聞いてくれる」総合診療医。
病気の“つながり”を考えてくれるから、原因が一つじゃないときにも、安心して相談できます。
ドラマを通じて伝えたいこと

松本潤さんが演じる津山先生は、ひとりひとりの患者さんをよく観察し、話をじっくり聞きます。
そして「その人自身」を大切にする医療を届けています。
このドラマを通して、「病気を治す」だけではなく、「人を診る」医師の姿を知ってもらいたいというメッセージが込められています。
まとめ
- 「19番目の医師」は「総合診療医」のこと
- 専門医が診るのは「特定の場所」、総合診療医は「体全体と心」
- 症状がはっきりしないときに、最初に相談できる存在
- 松本潤さん演じる津山先生は、その大切さをドラマで伝えてくれる
これからの医療では、病気だけでなく「人を診る」医師がますます必要になります。
『19番目のカルテ』は、そんな未来を感じさせてくれるドラマです。

19番目の医師って何?と娘に聞かれた際に、曖昧に答えていてので、しっかりと調べると、大変重要なお医者様であることがわかりました。「人を診る」そんなお医者様にみていただけると安心しますね!
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