スマホを買い替えようと思った時、「もう少しバッテリーが長持ちするもの」「ゲームも快適に動くハイスペック機」「価格も抑えたい」というのが本音ではないでしょうか。
そこで今回は、中国スマホメーカーの“ゲーミングスマホ”ブランドである REDMAGIC が放つ最新モデル、REDMAGIC 11 Pro をピックアップします。
内部冷却システム、水冷搭載、IPX8防水、8000 mAhバッテリー…と話題になっています。
これが「どれだけすごいのか」、他社機種と比べながら、買い替え検討中の方にわかりやすく解説します。
1. REDMAGIC 11 Pro の主なスペック・特徴

まずは本機のスペック・注目ポイントを整理しましょう。
- 冷却システム:世界初級(あるいは非常に先進)とされる「水冷・液冷+エア冷却」ハイブリッド構造が搭載されています。
- バッテリー容量:8000 mAhという大容量バッテリーが謳われています。
- 充電性能:中国国内モデルでは有線80W/それ以上の高速充電が記載されています。
- 防水性能:IPX8防水規格を取得したという情報あり(ただし防塵についての記載が薄めなので注意が必要です)。
- 性能(プロセッサ/RAM):最新チップセット搭載の噂あり、16 GB RAM以上の大容量構成も。Geekbenchでは「単コア約3300点/マルチコア約10742点」というデータも。
- 価格(中国発表時):12GB+256GBモデルで約4,999元(中国)から。
これだけスペックを見ると、「まさにモンスター級スマホ」と言っても過言ではありません。
2. 他社スマホとの比較:どれだけ“すごい”のか?
| 項目 | REDMAGIC 11 Pro | iPhone 17 Pro Max | Galaxy S24 Ultra |
|---|---|---|---|
| メーカー | nubia(ZTE) | Apple | Samsung |
| 発売年 | 2025年 | 2024年 | 2024年 |
| CPU | Snapdragon 8 Gen 4 | A18 Pro | Snapdragon 8 Gen 3 |
| AnTuTuスコア | 4,350,000 | 2,670,000 | 2,950,000 |
| バッテリー容量 | 8,000mAh | 5,088mAh | 5,000mAh |
| 充電速度 | 165W(約15分フル充電) | 30W(約90分) | 45W(約60分) |
| 冷却システム | 内蔵ファン+水冷(世界初) | なし | ベイパーチャンバー |
| 防水性能 | IPX8 | IP68 | IP68 |
| 価格(参考) | 約13万円〜 | 約24万円〜 | 約22万円〜 |
※価格・性能は2025年10月時点の情報です。販売地域やモデルによって異なります。
では、他社のフラッグシップスマホと比較しながら「REDMAGIC 11 Proがどのあたりに立っているか」を見てみましょう。
2-1. バッテリー/充電での比較
例えば、あるハイエンドスマホ機種(例として Apple iPhone 17 Pro Max として仮定します)がバッテリー容量約5088 mAhという数値がメディアで紹介されている中(※公称値ではない場合があります)と比べて、REDMAGIC 11 Proの8000 mAhは圧倒的です。
また、充電についても80W以上の高速充電に対応しているという点が“充電持ち/使い勝手”で大きく利点と言えます。長時間ゲームをしたり、外出中に頻繁に充電できない状況でも安心感があります。
2-2. 性能(処理能力・冷却)での比較
最新チップ+大容量RAMを搭載し、冷却性能も“水冷”を備えている点が特徴です。一般のスマホでは「発熱 → 性能抑制(サーマルスロットリング)」が起こることがありますが、水冷/液冷構造を備えることでこの抑制を抑え、安定した高性能を長時間出せる可能性があります。
つまり、ゲーム用途だけでなく「重い処理」「動画編集」「長時間撮影」などにも余裕が出るというわけです。
2-3. 価格での比較
中国国内発表価格で12GB+256GBモデルが約4,999元(約70,000円前後)という情報があります。
これを、同等スペックの他ブランドフラッグシップ(100,000円超が一般的)と比べると、「性能対価格」のコストパフォーマンスが非常に高いと言えます。
3. REDMAGIC 11 Pro の“良さ”を具体的に伝える4つのポイント

ここまでスペック・比較を見てきましたが、買い替え検討中の方向けに特に「これが良い!」と思えるポイントを4つ挙げておきます。
- 長時間使用&バッテリー安心:8000 mAh+高速充電という構成は、スマホを“1日フル稼働”(ゲーム・動画・通話・SNS)する人には心強い味方です。
- 冷却性能が桁違い:水冷・液冷+ファン構造という“ゲーミングスマホならでは”の冷却により、長時間使用でも発熱を抑え、性能低下を防げる可能性があります。
- 価格破壊級のハイスペック:同等スペックの他社機種と比べ、価格が抑えられており、コストパフォーマンス重視の方に魅力的です。
- 将来性・拡張性:大容量RAM/大容量ストレージを備えており、「この先数年使おう」という観点でも安心感があります。さらに、防水仕様(IPX8)も備えており、日常の“安心使い”にも強いです。
4. 注意すべきポイント・デメリットも確認
ただ、完璧なスマホというわけではありません。買う前に押さえておきたい注意点もあります。
- グローバル版・日本版の仕様差:中国国内発表スペック(8000 mAh/水冷仕様など)ですが、グローバル版・日本版で同等仕様が担保されるかは“発売時点での確認が必要”です。特に防水規格・充電仕様・バンド対応など。
- 販売・サポート体制:中国ブランドゆえ、修理・保証・日本語対応・アフターサービスが他ブランドに比べて整備されていない可能性があります。
- 実利用での“冷却・発熱低減”の実証データ:水冷構造などは革新的ですが、実際にユーザー世界でどれだけ“長時間快適”かというデータはまだ少ないという点もあります。
- サイズ/重さ/電池による厚さ増:8000 mAh+冷却構造を搭載しているため、サイズや重さが他スマホより“やや重め・厚め”になる可能性があります。
5. どこで購入できる?購入時チェックリスト
REDMAGIC 11 Pro は中国国内で発表・発売されたモデルで、海外通販サイトや中国版スマホ取扱店を通じて入手可能性があります。
実際、「12GB+256GBモデルが中国で4,999元(約70,000円)から」という価格情報も出ています。
購入時にチェックしておきたい事項を以下にまとめます。
- 対応バンド(日本国内のキャリア/格安SIMでも5G・4Gが使えるか)を事前に確認。
- 保証・修理対応(日本国内サポートの有無)を確認。
- 発送・関税・輸入手続きの条件(海外通販利用時)。
- 言語・OSバージョン(グローバル版・日本版は多言語・Googleサービス対応か)を確認。
- スペック表記(実バッテリー容量・充電仕様)を公式・信頼系レビューで確認する。中国版仕様と国内仕様が異なることもあります。
6. 購入を検討している人へのアドバイス
スマホ買い替えを検討する皆さんにとって、「REDMAGIC 11 Proは非常に魅力的な選択肢」ではありますが、用途を明確にすることが重要です。以下の観点をチェックしてください:
- ゲームをガンガンやる/スマホで重い処理をする方 → 高性能+冷却+大バッテリーという同機はかなりマッチします。
- 普段使い+コストを抑えたい方 → 他ブランドのハイエンドやミドルレンジも候補に入れて「自分に必要なスペックか」を見極めると良いです。
- 国内で安定したサポートを希望する方 → 発売時期・国内版仕様・保証・実績を確認してから購入を。輸入モデルには、「仕様」「保証」「アフターサービス」のリスクがあります。
また、スマホは「買い替えサイクル(2〜3年)」「用途」「サポート体制」「コスト」などトータルで判断すべき製品です。REDMAGIC 11 Proは“尖ったスペック”を求めるユーザーには非常に魅力的ですが、万人向けとは言えません。
7. まとめ:スマホ買い替えなら“次世代スペックも視野に”
まとめると、REDMAGIC 11 Proは「現時点で見える限り、非常にハイスペック/高コスパ」のスマホです。
大容量バッテリー・高速充電・最先端冷却・高性能チップという組み合わせは、スマホをヘビーに使う方・ゲーム好きな方には特にお薦めできます。
しかし、購入前には「国内版仕様」「サポート体制」「実際の使い勝手(発熱・サイズ)」「対応バンド」などをしっかりチェックしてください。
そして、用途に応じて「必要なスペック」を整理したうえで、自分にとって最適なスマホ選びをしてください。
スマホを買い替えるなら、“今”がチャンスと言えるモデルの一つですが、焦らずじっくりと情報収集をして、後悔のない選択をしましょう。

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