大阪・関西万博(EXPO 2025)は、多くの人が訪れたいビッグイベント。
しかし、「チケットサイトに繋がらない」「目的のパビリオン予約が全て埋まっている」という声もあちこちから聞こえてきます。
この記事では、チケットやパビリオン予約が取れないときの対処法、駆け込み需要でもチケットが取れる可能性、現在のチケット・予約状況などをわかりやすくまとめます。
チケット取得をあきらめたくない人向けの実践的な情報を中心にご紹介します。
① 大阪万博 チケット・予約が取れない理由

まず、なぜ「チケットが取れない/繋がらない」という声が多いのか、主要な理由を整理します。
- アクセス集中・サーバー負荷 抽選予約開始時刻・先着予約開始直後など、アクセスが一気に集中し、サーバーが重くなることで繋がりにくくなります。公式サイトの「EXPO 2025 Visitors」のFAQでも、「Wi-Fi環境を切る」「端末を再起動する」等の案内があるほど、通信・アクセス側の問題が許容されています。
- 万博ID・ログイン・Cookie等のブラウザ設定の問題 チケット購入には万博IDのログインが必要で、ID・パスワード忘れや本人確認の不備があると手続きが止まるケースがあります。SafariのCookieブロック設定などブラウザ側の設定でログインできない事例も報告されています。
- 先着予約枠・抽選予約の枠がすでに埋まっている 人気のあるパビリオンやイベントは、2か月前抽選・7日前抽選などの枠が早く埋まってしまうため、「駆け込み」のタイミングでは空きがほとんどないことがあります。
- 未使用チケットの存在 前売りで購入された入場券が使われずに残っているものが多数あると報じられていて、売り切れ表示でも実際には来場されない分の余裕がある可能性があります。
② サイトが繋がらないときの具体的な対処法

チケットが取れない・ログインできない・繋がらないという場面で試せる具体的なアクションをまとめます。
ブラウザ・端末・通信環境を変える
- スマホではなくPCを使うか、逆にPCでダメならスマホから試してみる。
- ブラウザを変える(Chrome/Safari/Edge/Firefox等)ことで動作が変わることがあります。キャッシュクリア・Cookie削除も効果あり。
- Wi-Fi接続だと遅い/混雑している可能性があるので、モバイル回線を使ってみる。公式案内でもワイファイを切るよう推奨されていることがあります。
- 端末を再起動する、あるいは予備の端末を用意する。複数端末で同時に試すのも一つの手です。
時間をずらしてアクセスする
- アクセス集中が予想される深夜0時前後・抽選開始直前などの時間帯は避け、空いている時間帯(早朝・深夜)を狙う。
- 抽選申込期間・先着申込期間が設定されているものは、「始まる時間」に備えてスタンバイする。特に「7日前予約」「3日前先着予約」の開始時刻。
Cookie・ブラウザ設定・万博ID確認
- ブラウザ設定で「Cookieをすべてブロック」のような設定をしている場合はオフにする。公式FAQにも指示あり。 :
- 万博IDの登録・本人確認が正しく完了しているか確認。メールのリンク未クリック・パスワード忘れなどが盲点です。
- 公式アプリ・WEBどちらかうまく動かない方を諦めずに別の方法で試す。アプリでの不具合報告もあります。
公式サポートデスクを活用する
- 大阪市・大阪府による「万博来場サポートデスク」が設置されています。購入や予約方法・来場日時予約などわからないことがあれば直接相談を。
- “万博IDに関するお問い合わせ”フォームから、不具合やログイン不可等を報告する。公式FAQにトラブル解決マニュアルあり。
③ 駆け込み需要でもチケットは取れる?可能性と注意点

「もうすぐ終わるから何とかチケット取れるかも…」という期待を持つ人も多いですが、実際のところ状況はどうかを整理します。
未使用チケット・余裕分の存在
- 報道によれば、販売済み入場券のうち未使用のものが少なくとも300万枚あると推定されており、閉幕までに使われない可能性があるとされています。
- また、未使用チケットの存在は売り切れ表示でも“来場しない人分の余裕”があるということを意味しており、その分チケットの“空き”が出る可能性もある。
予約枠の種類と残り枠
- 2か月前抽選予約:人気パビリオンはこの枠が埋まるのが早く、駆け込みで取れることはほぼ見込めない。
- 7日前抽選予約:2か月前枠よりは狙いやすいが、こちらも人気のものは倍率が非常に高く、当選は難しい。経験者から「当たったことがない」という声も。
- 空き枠予約・先着枠:3日前の0時から始まる“空き枠予約”や、来場日当日の“当日予約”が残ることがあるが、アクセス競争・スマホ対応の速さで勝負。
期待できるシナリオ・注意すべき落とし穴
- 駆け込み需要が増える“休日・連休”前後は予約・サイト混雑がさらにひどくなるため、そのタイミングを避けるか準備を入念に。
- 人気パビリオンや人気時間帯には、残り枠が少ないため、“早い者勝ち”になるケースが大半。運とネット速度が影響大。
- 価格が定価ではない“ツアー付きチケット”や“旅行パック”などでまだ手が出るものがあるが、費用対効果を慎重に判断すること。
④ 現在のチケット・予約状況 データで見る実態
最近報じられている数字を基に、チケット取得の状況を確認しておきましょう。
指標 | 最新データ | 意味・ポイント |
---|---|---|
販売済入場券枚数 vs 来場者数 | 約1,955万枚販売 → 来場者数約1,657万人(差約300万枚)あり。 | 未使用入場券が数百万枚ある可能性。売り切れと表示されても“未使用分”からキャンセル・空きが出るかもしれない。 |
未使用チケット予想枚数 | 300万枚超見込み。 | 駆け込み需要に対してのチャンスはゼロではないが、残り少ない枠を狙う必要あり。 |
チケット販売終了枠 | 多数のパビリオン・イベント予約枠のうち、「2か月前抽選枠」は閉幕日までかなり前に満了。第7日前予約も残りが限られているとの報告。 | 駆け込みで取るなら“空き枠予約”や“当日枠”を狙うしか道が少ない。 |
⑤ チケットを取るための具体的戦略と手順

ここまでの情報を踏まえ、「どう動けばチケット/予約が取れるか」の戦略をステップごとにご案内します。
- 目的をはっきりさせる どのパビリオン・どの時間帯・何を優先したいかをまず定める。「早めに入場」「人気パビリオンを優先」「費用を抑える」など目標によって取り方が変わります。
- 万博IDの事前確認・準備を完璧にする ログインできるか・メール登録が完了しているか・パスワード・本人確認設定が済んでいるかを前もってチェック。ログインできなければサイト操作が一切できない状況になります。
- アクセス集中時間帯を避けて試す 深夜前後・抽選申込の直前・先着開始直後などの時間は混雑が激しいため、空き枠や当日予約前に「ラストチャンス」を狙い、余裕を持ってアクセスできるタイミングを見計らう。
- 複数デバイスを用意する スマホ・PC・タブレットなど複数の端末を準備し、同時に試すことで繋がる可能性を高める。ネット環境も安定したものを使いたい。
- 公式以外の正規ルートも検討する EXPO Quick等比較的簡単に入場日時を確保できるプラン・旅行ツアー付きチケットなど、多少コストが上がっても確実性を取るルートを持っておくと安心です。
- 空き枠予約・当日予約を狙う 3日前や当日午前0時~などに、公式アプリで空きが出ることがあります。これが最後のチャンスとなることが多いのでアラームをセットするなど準備を。
- 最新情報を常に追う 万博公式ツイッター/サイトFAQ/公式アプリなどで、システム障害・予約再開・追加枠解放情報などが告知されるので見逃さないようにする。
⑥ まとめ:チケット争奪を制するためにすべきこと
大阪・関西万博のチケット取得は確かに難しくなっていますが、「取れない」とあきらめる前にできることは多くあります。
アクセスの工夫、準備の徹底、予備の手段を持つことで、可能性はぐっと上がります。
特に次の3点を心がけておくと良いでしょう
- 万博IDなどのログイン・登録関連を事前に整備しておく
- 公式予約開始時刻や空き枠の情報を見逃さないスケジューリング
- 公式以外の行きやすい選択肢(Quick Ticket・ツアー・当日予約)も検討する
もしあなたが「この日に行きたい」「このパビリオンだけは絶対」という目標を持っているなら、準備・試行回数がカギです。
万博は10月13日閉幕。
残りわずかな時間ですが、上記の方法を駆使すればチケット/予約を手に入れるチャンスはまだあります。あきらめず、戦略的にチャレンジしてみてください!
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