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【2025年最新】芥川賞・直木賞 過去10年の受賞者&作品まとめ|今年は該当作なしの理由とは?

2025年7月16日、第173回芥川賞・直木賞が発表されましたが、今回は両賞ともに「該当作なし」という異例の結果となりました。

この記事では、過去10年分(2015〜2024年)の受賞者・作品一覧を振り返るとともに、2025年に受賞作がなかった理由や選考基準について詳しく解説します。

目次

過去10年の芥川賞・直木賞受賞者一覧と代表作

芥川賞(新人・純文学部門)

  • 第154回(2015年下半期):本谷有希子『異類婚姻譚』/滝口悠生『死んでいない者』
  • 第155回(2016年上半期):村田沙耶香『コンビニ人間』
  • 第156回(2016年下半期):山下澄人『しんせかい』
  • 第157回(2017年上半期):沼田真佑『影裏』
  • 第158回(2017年下半期):石井遊佳『百年泥』/若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』
  • 第159回(2018年上半期):高橋弘希『送り火』
  • 第160回(2018年下半期):上田岳弘『ニムロッド』/町屋良平『1R1分34秒』
  • 第161〜172回(2019〜2024):市川沙央『ハンチバック』、九段理江『東京都同情塔』など

直木賞(中堅・大衆文学部門)

  • 2015年:東山彰良『流』
  • 2016年:荻原浩『海の見える理髪店』
  • 2018年:島本理生『ファーストラヴ』
  • 2023年:永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』
  • 2024年:伊与原新『藍を継ぐ海』

2025年はなぜ該当作がなかったのか?

第173回の選考会では、芥川賞・直木賞ともに「受賞に値する作品がなかった」として該当作なしとなりました。
芥川賞選考委員は「作品に新鮮な視点や力強さが感じられなかった」と述べ、直木賞では「突出した作品がなかった」との意見が多数でした。

芥川賞・直木賞の選考基準

芥川賞

  • 新人作家による純文学作品
  • 表現技法の革新性・文学的完成度
  • 時代を映し出すテーマ性

直木賞

  • 中堅〜ベテラン作家の大衆向け小説
  • 物語構成・読者を惹きつける力
  • 市場性や話題性も加味される

まとめ|文学賞の今とこれから

2025年に該当作なしという判断が下されたことで、今後の文学賞にはさらなる創造性や社会性が求められることが明らかになりました。
今後の受賞作には、「新しさ・鋭さ・時代を切り取る力」がより重要になるでしょう。
文学ファンとしても、作品の背景や社会との関係を考えながら読書を楽しむ時代へと進んでいるのかもしれません。

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この記事を書いた人

こんにちは。
「にこ」と申します。
2人の娘がいるママです。
美容師として
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