夏になると楽しみにしていた学校のプール。
でも、最近は「プールがこわれてて使えない」「暑すぎて授業が中止になった」って聞くことが増えていませんか?
この記事では、どうして学校でプールに入れなくなってきているのかを、子どもでもわかるようにやさしく説明します。

我が家の子供達が質問してきたので、小学生でもわかりやすくまとめてみました。
学校のプールが使えないのはなぜ?
最近、小学校や中学校で「プールの授業ができない」という学校がふえてきています。
理由は大きくわけて3つあります。
1. プールがこわれている
昔からある学校のプールは、作られてからもう何十年もたっているものが多いです。
ひびが入って水がもれる、ポンプがこわれる、タイルがはがれる…など、なおすためにはたくさんのお金がかかります。
2. 修理するお金が足りない
学校をなおすお金(予算)は、市や町から出ています。
でも、他にもお金が必要なこと(たとえばエアコンの取りつけや給食の費用など)がたくさんあるので、プールの修理まで手が回らないこともあります。
3. 暑すぎて授業ができない
夏の気温が年々高くなっていて、熱中症の心配からプールの授業が中止になることもあります。
とくにプールのまわりはコンクリートで、ものすごく暑くなってしまうんです。
プール授業がなくなるとどうなるの?
- 水に慣れるチャンスが減る
- 泳げない子がふえる
- 水の事故に対する安全意識が低くなる
学校でのプール授業は、水の中での動きに慣れる大切な時間です。
「泳げるようになる」だけでなく、「水の事故から身を守る力」も身につくんです。
じゃあ、どうしたらプールに入れるの?
1. 他のプールをかりる
学校のプールが使えないときは、市のスポーツセンターやスイミングスクールのプールをかりて授業をすることもあります。
ただし、バス代や入場料がかかるので、毎年はできない学校もあります。
2. 新しいプールをつくる?
最近は、学校にプールを作らず、市全体で使う共通のプールを建てるところもあります。
そうすることで、いろんな学校の子が交代で使えて、管理も楽になります。
3. 家族でのプール体験
もし学校での授業がなくても、おうちの人とプールに行ったり、水遊びをしたりすることで、水に慣れることはできます。
まとめ|みんなの声が未来を変えるかも!
「どうしてプールが使えないの?」「もっと泳ぎたい!」そんな気持ちはとても大切です。
こどもたちの声や地域の人の協力があれば、市や町の人が「よし、なんとかしよう!」と思ってくれるかもしれません。
プールの授業は楽しいだけでなく、いのちを守る勉強でもあります。
これからもみんなが安全に水とふれあえるように、大人たちもがんばって考えていきたいですね。
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